東京都荒川区南千住の風景(9)

東京都荒川区南千住にある素戔雄神社は、商売繁盛などの御利益がある神社で、町屋、南千住、三河島の総鎮守として、平安時代から長く続いている歴史のある神社です。

東京都荒川区南千住にある素戔雄神社
素戔雄神社は、当時、開祖となった僧侶が、小塚原と呼ばれる現在の南千住の場所で奇石を見つけてあがめていたところ、奇石が二人の神様に姿を変え、素盞雄大神と飛鳥大神が現れたとのことで、この神様らの神託により、この素戔雄神社が創建されたとのことです。

素盞雄大神は牛頭天王ともいい災厄除けの神様らしく、飛鳥大神はいわゆるえびす様で商売繁盛の神様として、祀られており、6月には天王祭、9月には飛鳥祭が行われ、荒川区のこのあたりは多くの人でにぎわうそうです。

またこの神社の境内には、奥の細道で有名な松尾芭蕉の碑があり、東京都荒川区南千住の墨田川近くにあった芭蕉庵を引き払い、千住大橋から旅に出発した伝えられているそうです。

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